★☆YAMATEC流EXCEL講座☆★
[初級編]
文字入力のキホン

いざExcelを立ち上げたものの、こんどはいったい何をどう入れていけばいいのか戸惑う事はありませんか?まずはExcelへの文字入力のキホンを固めてみましょう。

まずは、試しに何か入力してみることにしましょう。

(1)まずは入力する場所を決めます。


試しに、セルC3を選択してみましょう。
”セル”というのは、エクセル上の1つのマス目の事を現します。左上のセルを基準にして横方向にA,B,C・・・、縦方向に1,2,3・・・と、順番に記号が割り当てられており、特定のセルを現すにはA1(左から1番め、上から1番め)や、C5(左から3番め、上から5番め)などのように表記します。

さて、セルC3を選択するには、左画面を参考に左から3番めの列(A→B→C列め)と、上から3番め(1→2→3行め)の交わる部分のセルにカーソルを合わせ、1回左クリックすると、選択した事になります。

選択された目印として、セルC3の枠が少しだけ周りのセルよりも太くなったことと思います。

(2)選択したセルに文字を入力します。



↓入力完了後[Enter]を押すと↓


(1)で選択したセルC3に文字を入力します。

といっても入力するセルはすでに前節で選択済みなので、ここではおもむろに文字をキー入力します。
参考までに”1号機強化計画”と入力してみましょう。

入力して改行(Enter)キーを押すと、セルへの入力が確定されます。
デフォルト設定では、入力確定後は次のセルを自動的に選択するようになっているので、設定を変更していない場合はセルC4が選択された状態になっていると思います。(左画面下)

※ちなみに僕はどうしてもこの設定が馴染めないので、つねにOFF(入力後セルを移動しない)ようにしています。
 
 

(3)セルに入力された内容を修正します


さきほどのセルに入力した文字を修正してみます。

まずは(1)同様にセルC3を選択します。
すると、セルC3に入力されている内容がExcel上部の数式バー内に表示されます。
(左写真参考)




↓”強化”を”増設”に打ち変えてみましょう↓



次に、数式バー内の”1号機強化計画”と表示された文字の中で”1号機”と”強化”の間くらいにマウスカーソルを合わせてクリックしてみましょう。
ちなみに数式バー近辺にマウスを移動させていくと、カーソルの形が”I”みたいに変化するので、ちょっと見えにくくなります。


さて、クリックするとセル値の編集モードになり、点滅する細長い縦線のカーソルが出て文字入力ができるようになります。
このカーソルはキーボードの左右カーソルキーを使って、数式バー内を自由に移動させる事ができます。

試しに”強化”の部分を”増設”と修正してみましょう。
修正できたら[Enter]キーを押すことで編集を完了します。

※エクセルの設定によっては、修正したいセルをダブルクリックする事でセル内での編集もできますが、数式バー内で編集した方が複雑な数式などでも理解しやすくなるので、YAMATEC的には数式バー内での編集をお勧めします。

さて、今度は数値を入力します。といっても文字入力と大きく異なる訳ではないのですが・・・

(4)セルに数値を入力します




↓数値を入力して[Enter]を押すと↓


さて、今度はセルD4を選択します。
つぎに、数値を入力します。試しに”123456”と入力してみましょう。
ちなみに数値については全角で入力しても半角で入力しても自動的に半角に変換され、セル内に右詰めで表示されます。(たしかExcel97以降でついた機能で、便利といえば便利ですが、ちょっとうざったい時もあります)

ただし、数値以外の文字(たとえば”+,-”とか”abc”とか)が混じっていると、数値とは認識されずに文字列扱いとなり、自動的に半角に変換されたり右詰めされるなどの機能は働きません。

実は文字入力は奥深くて、もっと色々な現象が起こったりするんですが、ここではとりあえず基本だけでさらっと終わっておきましょう。
個々には別の機会にご紹介という事で勘弁してください。


Jul.13.2001  Presented by YAMATEC