メーカー:3dfx
型番:Voodoo3 3500 TV AGP
ひさしぶりの追加です。
ひょんな事から、キャプチャもできるグラフィックボードが手元にきました。
今度は3dfx製で、型番はVoodoo3 3500TV AGPです。ちなみに日本語版です。
(Voodooシリーズと言えば、3Dで遊ぶ方々にはメジャーと聞いておりますが、わたしゃ初めて使います)
特徴は、まずTV/FMラジオに対応したチューナーを内蔵(写真の通りアンテナの端子が2つあります。1つは出力かと思ったんですが、マニュアルをよく見ると片方がTVアンテナ入力端子で、もう片方がFMアンテナ入力端子になってます)
んでもって、MPEG2での動画キャプチャがリアルタイムで可能になるらしい。
ここのところ、にわかにVAIOに続けーみたいな感じで、録画のできるPCを作ろうというのが流行りつつあるみたいですが、そんな条件にピッタリのボードじゃないかと思います。
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中央の写真で見えるでしょうか?
ディスプレイコネクタの部分が、他のとはちょっと違う形をしてます。
普通はグラフィックボードからモニターへ、直にVGAケーブルを接続するんですが、このボードには付属のケーブルしか接続できない特殊なコネクタになってます。
通常のRGB&Sync出力と、音声入出力、映像入出力を扱うので仕方のないところではありますが・・・
で、付属のケーブル(AVポッドとマニュアルには書いてある)、まるでゴムホースのよう。1.8mもあるらしい。
SCSIケーブルより太くて、とっても取り回しが辛い上に、頭の部分(端子部分)が割と大きいので置き場所に困る。
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でもモニターを接続するだけでもこのケーブルを介して普通のモニター接続用ケーブルを接続しないといけないので、絶対に使わないといけないという・・・狭い部屋で作業する身にとっては、結構辛いものがあります。
まぁ、その分、ビデオや音声の入出力端子が近くに来るので、コードの差し替えなんかは楽です、確かに。
で、いつまでもボードを机の上に広げていても邪魔なだけなので、早速ウチの1号機に組み込む事にします。
まず今まで使っていたDiamondのV330を抜いて、AGPスロットにVoodoo3 3500TVを差し込みます。
次に、CD-ROMからサウンドボードに繋がっているオーディオケーブルを抜き、代わりにCD-ROMとVoodoo3
3500TVのボード上にある音声入力コネクタに繋ぎます。
(実は私はここで横着をして失敗しました。サウンドブラスターに2つの音声入力コネクタが付いてたので、片方は従来通りCD-ROMとの接続を残しておいて、空いてる方にVoodoo3
3500TVの音声出力から引っ張ってきたケーブルを繋いだんですが、見事にCDの音も出ないしTVの音も出ないといった症状に陥りました。気をつけましょう)
そして、Voodoo3 3500TVのボード上の音声出力コネクタから、サウンドボードの音声入力コネクタにケーブルを接続して出来上がり、となります。
ここで気をつけないといけないのは、Voodoo3 3500TVのパッケージには、オーディオケーブルが1本しか入っていない事です。
というのも、CD-ROMからサウンドブラスターへ接続しているケーブルの端子が下の写真の白い方のコネクタだと、Voodoo3
3500TVのボード上にある入力コネクタに刺さらないので、別途オーディオケーブルを調達しないといけなくなるのです。
(ちなみに日本橋なら300円程度も出せばあるが、私の近所では700円取られました。トホホホホ)
たかがオーディオケーブル、されどオーディオケーブルって事で、無いと音が出ないので気をつけましょう。
(オーディオケーブル)
このVoodoo3 3500TVを装備するまでは、1号機の中でCD-ROMとサウンドブラスターを繋いでくれていたケーブルくんです。 ちなみに、白い方のコネクタをサウンドブラスターに繋いでいたんですが、Voodoo3 3500TV側には黒い方のコネクタでしか繋がらないので、新しい黒-黒のコネクタが付いたケーブルと交換したので、このケーブルはお蔵入りとなりました。 |
あと、付属品としてソフトDVDプレイヤーの「WinDVD」が入ってます。
これはDVDドライブを持っていない私としては非常にありがたい。
というのは、最近雑誌の付録なんかでもよくMPEG2の映像が付いてきたりするんですが、評価版で30日くらいしか使えない再生ソフトをいちいちインストールするのもメンドクサイので、結局見れなかったんです。
がしかし、これでやっと心置きなくMPEG2データを再生できるし、DVD再生ソフトの付いてないバルク品DVDドライブも購入ターゲットに入れる事ができます。
さてと、特徴の1つであるMPEG2キャプチャ機能なんですが、これが残念な事に320×240ドット固定という設定になっております。まぁ、ソフトエンコードですから、あまり取り込み解像度を上げても処理が追いつかないだろう、という事からかと思いますが、せめて720×480くらいまで選択できるようにして欲しかったなー。ちょっとくらい夢みさせてくれてもいいやん。
きっとドライバー上で制限をかけてるだけだと思うので、将来的にはアップデートなどで対応できると信じておりますが、3dfxさん&日商エレクトロニクスさんのご尽力をお願いしますという事にしておきましょう。
で、お気に入りのMPG-BOX/P(MPEG-1キャプチャ)と同じ画像をキャプチャしてみて、見比べた感じですが、まずドットフォーマットが同じ大きさなので、あまり大差はないように感じました。
あえて言うなら、Voodoo3 3500TVでキャプチャした動画の方がザラザラ感があったように思います。
それと、ビデオソースがあまり良くないせいもあるんでしょうが、動画の上1/4くらいで、左隅が少し歪んでいるような感じもしました。
トータルしてMPG−BOX/Pで取り込んだMPEG−1動画の方がシャッキリした感じがして良いかな?と思います。
(ただ、Voodoo3くんも最適の環境で使った訳でなくて、CPUはCeleron450だし、音声の取り込みはなぜかできないし・・・といった問題をまだ解決できてないので、後日また見比べてみることにしますね)
まぁ、同じ解像度ならMPEG1よりMPEG2の方が圧縮率が高い分ファイルサイズが小さくなる、というのがウリのようですが。
このボードに関して私の感想としては、映像の記録や保存を主体にするんじゃなくて、TVアンテナを接続してちょっとパソコンでTVを見たり録画したりできるよっ、てのを体験してみる程度に使うと考えておいた方がいいんじゃないか?と思います。
(まぁ、それが面白いんだけど。VAIO−Rシリーズみたいな気分を味わえるし)
一応参考までに、最近出回っているTVチューナー内蔵キャプチャ兼グラフィックカードをまとめときます。
(といっても、MPEG2でエンコードできるのって、2つしか候補を知らないですが)
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640×480 |
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FMアンテナ コンポジット S-Video 音声 |
コンポジット S-Video 音声 |
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S-Video 音声 |
S-Video 音声 |
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上の2つの製品は、どちらもキャプチャソフトの設定によって、タイマ録画(予約録画)の機能を持っているらしいです。
もっとも、パソコンの電源がONで尚且つキャプチャソフトも立ち上げてないといけないので、どこまで実用になるかという点では少し疑問ですが、無いよりは有った方が面白い機能ですね。
しかし・・・いろいろキャプチャを試してみてるうちに、ハードディスクの残り容量が300MBを切ってました(;_;)
う〜ん、冬のボーナスでリコー製のDVD−ROMも再生できるCD−RWとやらを買おうかなと思ってたのだが、先にハードディスクを増設せにゃならんかも。
HDD買いたての頃は8GBもあったら無限にデータを詰め込めるような気がしてたんだが・・・